楽しみにしていた百田尚樹さん原作の映画「永遠の0」を観ました!
あまりに衝撃を受けた小説だったので、映画という2時間そこそこの枠の中で表現できるのかどうかも気になるところでした。
いや~心に響きましたね・・・内容も映画の仕上がりも最高でした!
ストーリーはこんな感じ・・
司法試験に落ち続け、生きる意味を失いかけていた26歳の青年・・
祖父であるおじいちゃんは、実は血のつながりがないことを知る。
本当の祖父は太平洋戦争で零戦の天才パイロット。妻との約束を守るため、娘に会いたいその一心で零戦に乗って戦い続ける・・
あの逃げられない戦争の中、可能性がある限り、最善を尽くし生き残りを決意する。
しかし最後に特攻隊員に志願し、そして命を落とすことになる・・・
その天才パイロット「宮部久蔵」を岡田准一が演じている。
宮部久蔵が生きることに強い執着を持っていたのになぜ、特攻へと傾いていったのか・・・
あの時代、命を惜しむよりお国のために命を捧げた人が数百万人いる。命を惜しむ人は、人からみるとそれは臆病に写る・・
家族に会うために生きる選択をする。自分の命を亡くす怖さより、残された家族の生活が壊れることを恐れていた・・
次世代に繋ぐため、戦争のない平和を夢見て必死に生きてきたはず・・・
避けられなかった戦争で亡くなられた先人が、守ろうとした未来を生きている僕らがするべきことって何か・・
この世に生を授かった限り、一人では生きていけない。生きている限りなんらかの影響を人に与え、与えられている。大切な人を守り、守られている・・
過去と現在と未来は繋がっている。過去を直視し、過去に恥じない今を一生懸命生きて、未来にバトンタッチする・・・
そんなことをこの映画で感じました・・・熱くなりますね(笑)
自分自身と向き合える映画だと思います。お薦めですよ!