ここのところ消費税の影響についてあまり報道されなくなりましたね・・・
お店の売上には影響ないという声をよくお聞きします。
建設業界はアベノミクスの影響もあって、建設コストの高騰が続いています。増税が確定した去年の9月頃から建設業界に吹く風が大きく変わりましたね。
そのことでお店側も設計者である我々も振り回されています。
予算オーバー、着工遅れ、工事遅れによる事業計画の見直し。
設計はその調整業務に膨大な時間を費やしています。
ですが、各工務店様にお聞きする限り、5月以降、かなり落ち着いてくるのでは?との事も耳に入ってきています。
材料は入らないし、とにかく職人さんが手配できませんでしたからね・・・この数ヶ月で高騰した時期よりマシだということでしょうか・・
来年10月には更に消費税も10%になるし、その後は東京五輪が控えています。
職人不足、労働力不足と建設景気で建設コスト(投資コスト)はここ数年、上昇し続けると考えた方がいいと思います。
景気上昇が売上に表れるようなら、建設コストが上がっても、投資はしやすいでね・・ 特に地方ではタイムラグが生じますから、その景気の恩恵を感じるまでに時間がかかると思われます。
数年先を見た場合、今、この少し落ち着いてきたこの時期がコストを抑えるチャンスなのでしょうか?・・
正直、こればかりはわかりません・・ただここ数ヶ月よりマシだと思われます。
未来は想像できても除き見ることはできません。
待つのも一つの方法・・・
一手を打つのも一つの方法・・・
経営者が決断し判断する以外にないですね。
「汝、運を掴む時はためらうなかれ」・・ある本の一文を思い出します。
何れにしましても、外的要因に振り回されることなく、内的要因を追求していくべきなのでしょう。
そのことが好景気の風をしっかり受け止めることに繋がると思います。