全てを覆い隠してしまうような白の世界・・
遮るものが何もないから風はどこまでも走り続ける。
厳しい世界だ・・
夕張から新千歳空港に向かう車の中、吹雪で前が見えなくなり恐怖する感じた・・
お店や家の前を何人もの人が手で除雪している。
どうしようもない、どうにもならないこの季節の日常。
向き合う以外にないし、やれることをやるしかない。
大阪や東京に住んでいると何でもどうにかなるし、どうにでもできる。
自然と人の間にある精神的な距離感がどんどん離れてしまう。
日本人には、自然と戦うという思想はありません。
自然を崇拝し、自然に感謝する。
海や山、川や石に祈りを捧げます・・
人以上に自然を崇拝してきた歴史があるからかな・・
絶対者は人じゃなくて、自然やからね・・
そんなことを思いながら、車の中でビクビクしていました・・