磨きこみ

浜松に向かっています。
昨日、夜遅くまでK包装の皆さんと色んな議論を行う中で、明確になってきた事もある。
すみません、いつもわがままを聞いて頂いて・・・

九州福岡の小さな町で新規事業として、和菓子屋の立ち上げを行っています。
真っ白なキャンバスに絵を描くようなもの・・・
成熟した業態へのチャレンジ故に負けない経営を行わなければならないと思う。
ある程度、前提条件を整理しておく必要がある。

〇郊外型店舗の商品
・品種が多い方が楽しい・・より商品を絞り込むことで特徴が出る→但し、商圏の薄い地域の場合、絞込み過ぎると危険である
・商品の絞込みは行うが、用途に対応できるラインナップは必要
・特殊ではなく、特徴ある商品→特殊な商品は売れない傾向がある。短命で終わることが多い。
・商圏の薄い地域では、客層、ターゲットを絞り込み過ぎた商品は危険→購買人口が少ない故、世代を跨ぐ商品がポイント
・とにかく定番商品の完成度を上げる→他店と比較される
・力、経験が浅い場合、複雑な事を行わない→企画倒れになる。育てていく発想が重要。

一品だけで売れたらそんな楽なことはない→博打ではない
レシピが出回っていて、機械化ができ、冷凍できる商品が売れるに越したことはない→そんな簡単であれば誰もが行っているし、成功している

時代は流れている。成熟度も益々高くなっている時代、ひと手間、ひと工夫が必ず要る。
世の中に問う商品は100点に近い商品のはず。しかしお客さんがそれどう判断するのか・・・
銘菓まで育った商品は間違いなく・・・
「お客さんによって育てられ、一緒につくっていくもの」だと思う。

販売以降の商品の磨きこみが重要だと思う。