3年前に我が家にやってきた、うさぎの「たーちゃん」が天国に旅立ってしまっ
た・・
うさぎは草食動物故にとにかく草やペットフード、好物たった人参を食べまくってい
たので、ぽっちゃり系のうさぎでした。
アゴと耳の後ろを掻いて揚げると足を延ばして、だらしなく寝そべっていた愛嬌たっ
ぷりの「たーちゃん」
うちの息子がゲージのシートを変えたり、餌をあげたり・・
そばにいても気が合っているのがわかる。一番可愛がっていましたね。
「たーちゃん」がいなくなることは勿論寂しいのですが、子供の成長を感じた一日で
もありました。
顔をくしゃくしゃにしながら、止めどなく息子の頬を伝う涙・・
「たーちゃん」を撫でながら、優しい言葉で話かけ続ける息子の姿・・
「オレが気付いてあげれなかったな・・ごめん」
「なんで先に行くの・・いつも一緒やんか・・」
「オレの朝の仕事がなくなるやんか・・」
「ポケモンカード持っていき。天国でもオレと繋がってるから・・」
「おやつ3本入れとく。残りの2本は帰ってきた時のために家に置いとくよ・・」
「オレの名前を忘れたらあかんで、オレのハンコも入れとくから・・」
「天国に行ってもアゴと耳の後ろは誰かに掻いてもらうんやで・・オレは掻いてあげ
られへんから・・」
「仲良くしてくれてありがと・・」
息子はマイペースで能天気でお調子者。
怒られてもどこか上の空・・
外に出かけるといつも僕に怒鳴られっぱなし・・
いつの間にか息子にこんな情感が養われていたんですね・・
気持ちの優しい男の子になってきた。
息子は「たーちゃん」に育てられたと思いますね。
命の尊さ、リセットのない命に気づいたはず。
時間は止めるられないけど、「たーちゃん」と暮らした日々の思い出は蘇るもの。
一皮剥けたかな・・
大人になっても忘れないで欲しい記憶・・
「たーちゃん」ありがとね。