新潟長岡の気温は大阪より優しい(笑)・・・
おそらく2度、3度は違っていると思う。夜になると心地いい風がええ感じです。
菓子づくりと建築の共通点は「ものづくり」ですよね。
自分の舌の感覚と、大きさ、デザイン、色合いを重ね合わせる。スケールの違いはあれ、繰り返し行われる地道な作業は建築に近いものを感じます。
成熟に向かって進んでいた時代では「もの」を売るための「売る方法」をコンサルタントから教えてもらい、売上を伸ばし続けていた時代だと思う。
右肩上がりの経済の中では、より最短距離で売上を伸ばす事例は幾らでもあるし、その成功の確率が高かったはず。
今こそ「ものづくり」の原点、姿勢が問われていると思う。
技術が高い、低い、あるいは経験がある、ないに関わらず「ものづくり」のプロセスにおいて、修正とそのものの可能性について何度も何度も問い直す。
そうしたプロセスから重要な「気づき」に繋がっていて、悩んだほうが良い結果に結びつくと思っています。
「知らない領域」「知らないことに向かっていく」・・素直にその方向に力を発揮する「能力」のようなものが問われていると思う。販促を推し進めるだけのコンサルタントではその領域を理解することは難いと思う。
「方法ありきのものづくり」の時代は過ぎ去った過去の事例ではないでしょうか・・・
「建築」も「お菓子づくり」も可能な限り「良く悩む」こと・・・売上を伸ばす近道ではないと思いますが、専門店としての「生きる道」のような気がします。
「ものづくり」から「お店」を考える・・
短期間で売上を上げる時代は終焉を迎え、「ものづくり」の姿勢や品質に軸が移ってきているはず。冷静に自分を見つめてみよう・・・お店の大小に関わらず、基本は「ものづくり」でしょ!