ゼロは「零戦」のゼロ・・
太平洋戦争中、日本が誇る戦闘機。
60数年前にあったアメリカとの戦争。戦争の事実が置き去りにされている感じがする。
太平洋戦争とはどういう戦争だったのか?・・戦争に巻き込まれていく若者の心の葛藤と決断。
戦争に突入した経緯とエリート将校の判断、そしてリアルな戦場で戦う若者・・・
自分の死が無意味で無価値だと思って死ねる訳がない。
どこかの国のように洗脳されていないし、テロとは明らかに違う。
メディアの誘導はほんと恐ろしい・・・
実態を教えてくれる小説。
どんどん入り込んでいってしまう小説です。恥ずかしい程、号泣しますね(笑)
妻との約束を守るため、娘に会いたいその一心で零戦に乗って戦い続ける・・
あの逃げられない戦争の中、可能性がある限り、最善を尽くし生き残りを決意する。
しかし・・・・
お薦めの小説ですね。2013年に映画化も決まっていて、「三丁目の夕日」の山崎監督よりスタートしています。
原作通り、語り継ぐべき真実を丁寧に描いて欲しい。楽しみです!