北千住の「大はし」という東京三代煮込みの居酒屋さん・・・
このブログでも何度かご紹介させて頂いていますが、何度呑みに行っても勉強になるお店。
お客さんとお店の関係はフィフティフィフティの関係。満席だと平気でお客さんを断る。
横柄じゃないお客さんとの立ち位置が絶妙。
一流のお店じゃないけど、旨い肴がリーズナブルに程好くそろえてある。
形だけのお店、表現だけのお店の多い中、控えめやけどプライドが染み付いているお店です。
お客さんに寄りすぎない姿勢が長続きの要因の一つ。100年続くお店のコツ・・・
大阪は食にうるさいって言うけど、こういうお店を見たことがない。カッコだけのええ加減なお店が多い。
「大はし」には商いのエキスがまいっぱい詰まっている。
横に座ったおっちゃんは、もうすでにええ感じで酔っていました。おっちゃんがお酒を頼んでもお店はお酒を出しません。さりげなくお茶と漬物です・・
普通、頼まれたお酒は用意するはず・・・顔色を見て判断していましたね・・さすがです。
流されていることに気付かないお店が多い。自分だけは流されていないと思っている勘違い。老舗だから許されるお店でもない。
立地条件もいい方がいい。家賃も安いに越したことがない。
それ以上に大切なことはお店のプライドだと思う。偉そうにすることがプライドじゃない・・・
こういう大人のファーストフード店がなくなったね~ お客さんに寄り過ぎてるお店はもううんざり。
早くて、安く、リーズナブル、そしてプライドやと思うな~+謙虚さかな?
看板にある「千住で2番」・・・意味があるんでしょうね・・・
酔っ払いました。おやすみなさい。