常識? 非常識?・・

雨の中、浜松駅の駅前で乗馬教室のプロモーションが行われていました。
写真のポニーちゃんも疲れたのか眠たい様子・・・つぶらな瞳が愛おしい。思わず触っちゃいました・・・

業界の常識ってなんだろう?って思うことがある。
菓子業界の常識と消費者側の常識・・・
建設業界の常識と施主側の常識・・・
一方から見るとそれは非常識に写ることがある。
業種、業界を問わず、今までの常識を疑うというか、一旦白紙に戻すことも必要だと感じる。それは相手から見ると非常識に感じるから。気づかない不幸だと思う。

値決めって一番難しい・・・確か稲盛和夫さんの本に書かれていたことを記憶している。
値決めとは経営であると・・・・
値段が高いのか安いのか、高い安いに関らず、販売する金額、工務店から提示される金額には理由がいる。もちろん設計費についても理由を明確にする必要がある。
なぜその価格なのか・・・
なぜ高いのか?・・なぜ安いのか?・・成熟した現在の世の中では理由を明確しなければ購入には繋がらない・・・

お菓子だと値決めを間違えると、そっぽを向かれて買ってもらえない。大切に作り上げた商品が手痛い洗礼を受ける。売れる商品には理由があるし、値ごろ感や価値を感じるから購入して頂ける。もちろん美味しく、特徴があることが前提である。

建築はどうでしょう? 施工金額が高いと出店を控えるか他社に発注するはず。受注するためにはその理由がいるし、値ごろ感や価値を感じるから工事をお願いする。もちろん品質が高く、経験豊富であることが前提である。
シンプルに考えるとこういうことだと思う。

相手の立場ならどう思うか・・・
業界やその会社の常識って非常識に写っていないだろろか・・・
客観的に見るように心掛けることでしょうか・・変わる勇気と覚悟が必要だと思う。