想い・コスト・完成度←ピント→価値・期待

事業予算、投資金額は言うまでもなく重要だ。
こういう時代、投資対効果の高いお店づくりは前提だと思う。
間尺にあった予算組が一番難しい。
特に一番費用のかかる建築費、内装費については金額の振れ幅が大きく、単純な話ではない。
オーナー側は投資を抑えて安価に仕上げたつもりでも、その結果を評価するのはお客さんである。安価?でつくったお店がどのような影響を与えるのか?・・
店側の意思ではなく、顧客側の立場に立って想像することが重要。店側の強い思い込み、世の中の風潮、過去の成功体験が顧客との距離感を生む場合もある。
特に雰囲気づくりについてはコストと効果のピント合わせが難しい。

・期待以上のお店か・・・
・期待通りのお店か・・・
・期待外れのお店か・・・

期待以上のお店をつくるために投資過多のお店をつくる訳ではない。お金を掛けても期待外れのお店は存在する。
全体の投資バランス、投資配分と完成度のピント合わせが重要になる。
想い・コスト・完成度←ピント→価値・期待

もちろんお店を選ぶ理由は雰囲気だけではない。商品、サービス、バリュー、雰囲気・・何らかの影響を受けて判断が下される。
お客さんが持つこの記憶が後の売上に大きく左右すると思う。
期待通りであれば、記憶を辿って思い出してくれると再来店に繋がる。
期待以上であれば、再来店はもとより、自分が体験した情報を誰かに伝えたくなる。
期待外れは記憶から掻き消される冷たい現実。

期待を超える価値を提供するための商品? サービス? バリュー? 雰囲気は?・・・
それらをさり気なく提案する・・・期待以上のお店を目指して。

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