「余裕」と「意外性」

 

神奈川県の元住吉駅の写真です。それほど大きくない駅です。
2階の改札から出たところに、小さな庭とベンチが設けられている。
テラスをモチーフにしたと思われる。日差しをいっぱいに浴びた木々が気持ち良さそう・・・
改札を出た瞬間に視界が広がっていて息苦しさがない。
僕が見る限り、いつも子供連れの親子が数名集まっている。憩いの場になっていて、小さなコミニティーを形成している。
子供は2階から見える電車に興味を持っていて楽しそうである。(恐るべし電車の力・・・)

よく考えてみると・・
乗降客数、ゾーニングからしても従来ならテナントを誘致する場所です。

〇従来の駅
駅=乗降客=集積地→商業テナント=家賃収入
〇元住吉駅
駅=余裕・意外性→コミニティー=地域に開放

ちょっとした「余裕」や「意外性」が人を集めている。嫌味がなくて良い。
お店づくりの参考になりますね・・・
東急の判断にあっぱれです!