#2021年 #謹賀新年 #令和3年 新年あけましておめでとうございます。本年度も引き続きよろしくお願い致します。世界規模の未曽有のコロナ感染は、社会構造そのものを大きく変えてしまいました。社会構造が変化しても、私も含め人はそうそう変わるものではないですが、変わらないと生きていけない全く違う時代に無理やり放り出された感じです。そんな中でお店として変わらざるお得ない部分と、変わらない普遍的なものはとは何でしょうか…僕はお酒が大好きで、仕事がら地方に行くとその地域の美味しい料理、お酒を楽しみにしています。美味しい料理や店主の人柄に惚れ、出張の度に通うこともあります。地域の特産品を購入して自宅で料理をつくることが趣味になっています。特別ではないけど美味しい丁寧な料理、店主に出会うと鮮明に記憶にインプットされます。逆にその町のお店に行くことを楽しみに仕事をしていることも事実です(笑)小さなお店の記憶がその町のことが好きになり、その町のことをもっと知りたいと思います。そしてそこでの感動や人との出会い、居心地の良さの「記憶」を家族や友人や知人に伝えたくなります…お店一つでその町のイメージがよくなるし、逆にその町そのものにいいイメージを持たないこともあります。小さなお店にそれだけのパワーがあります。コンビニやCSで商品を購入したとしても「記憶」には残りません。日常の延長線上にあって日々の生活に寄り添っています。「利便性」や「安心」が担保されているからですよね。このコロナ中、専門店店に足を運んで頂くお客様がどれほどありがたいことかと再認識させられました。わざわざですから…これからの専門店して、お客様の目的地であるお店づくりは「記憶」がテーマになると思っています。包容力のあるお店、空間はお店づくりの重要な位置付け。お客様が足を運んで頂く限り「いい印象」の追求は普遍的だと思います。僕らができる配慮、サプライズ、エンターテーメント性など、美味しい商品、一工夫された商品を通して、人と人繋がりや満足を求めていると思います。これからも大切にしたいことですね。